川原医院

医院概要

当院では、最新の医療設備と熟練したスタッフで、ひとりひとりの患者さまに質の高い

川原昌巳 院長昭和55年3月 東邦大学医学部卒業
昭和57年6月 東邦大学医学部泌尿器科学教室助手
昭和62年1月 日本泌尿器科学会専門医認定証取得
昭和63年2月 医学博士学位取得
平成元年5月 開業

時代のニーズに応える 高度な医療を提供

泌尿器科はもともとは外科の領域にあり、泌尿器科が確立されてから、まだ歴史が浅いので、やることがいっぱいあります。
ここ数年来、泌尿器科の研究が飛躍的に進み、それにともなって治療法もどんどん新しくなるため、常にチャレンジし、勉強をしなくてはなりません。たとえば、これまでは自然排石か外科手術だけが頼りだった腎臓結石。この病気にも次々に新しい治療法が出現。なかでも、体外から衝撃波を当てて石を粉砕し、尿と一緒に排出するという手術不要の「体外衝撃波結石破砕法」は、革命的な治療効果をもたらしました。川原医院でも、この体外衝撃波結石破砕治療装置をいち早く導入、多くの治療実績をあげています。
また前立腺肥大症の治療も時代とともに変わっています。今は患者さんの症状によって、開腹手術あるいは内視鏡手術、レーザー治療がされていますが、今後は患者さんのダメージが少なく、回復も早い内視鏡手術やレーザー治療が主流になるだろうとのこと。従来の治療法から新しい治療法へ、現在は泌尿器科の医療の質が変わっていく過渡期にあるようです。
医療の主体はあくまでも患者さん
このように高度医療を積極的に取り入れながら、一方では患者さんとの対話も大切にしたいという理念です。特に泌尿器科には、女性に多い尿失禁や男性の性機能障害、男性不妊などに悩む患者さんも多く訪れます。男性の性機能障害にしても、日本では性がタブーにされがちでしたが、現在はかなりアメリカナイズされ、積極的に相談に来る患者さんが増えてきました。男性の性機能障害の場合は、原因の大部分が心因性によるもので、心理療法が基本とか。まずは患者さんが医師を信頼して心を開いてくれることが大切で、”患者さんと医師のいい関係”を作ることに心を砕いています。
”患者さんに学ぶ”とモットーに、スタッフ一同で医療活動を行っています。
さて、私どもは地域医療の一環として在宅医療にも力を注いでいます。これは、内科医、外科医など数人の医師が連携をとりながら一人の患者さんをケアしていこうというものです。施設ケアから在宅ケアへという行政の指向に伴って、ホームヘルパー、デイケア、訪問看護など様々な制度が整い、在宅ケアのは数は今後ますます増えそうです。在宅医療は、何より患者さんにとって精神的な安定をもたらすことから、今後も在宅の患者さんや家族をできるだけ支援していきたいと考えています。